2012年9月19日

『週間情報』平成24年9月18日 No.2434

消防本部の動き

水難救助事案対応訓練 東近江行政組合消防本部(滋賀県)

子供が水没し、助けに入った大人が溺れているとの想定で水難救助事案対応訓練を実施しました。

第3回ファイヤーフェスタ開催 高崎市等広域消防局(群馬県)

家電量販店のイベント広場で「第3回ファイヤーフェスタ」を開催し、消火器や心肺蘇生法の体験、住宅用火災警報器設置の呼びかけなどを行いました。

小学生対象に救命入門コースの実施 那覇市消防本部(沖縄県)

市内の小学校で「救命入門コース」を実施しました。那覇市消防本部では、寸劇を盛り込むなど、わかりやすく、楽しく学ぶことができるよう工夫しています。

総合防災訓練の実施 愛知郡広域行政組合消防本部(滋賀県)

管内の小学校を会場として愛知郡消防本部管内総合防災訓練を実施しました。地元住民による消火、救出訓練や炊き出し、救助隊による救助訓練のほか、防災に関する展示や彦根地方気象台職員による緊急地震速報の解説などが行われました。

化学機動中隊消防活動技術効果確認の実施 東京消防庁(東京都)

地震により研究施設の放射線管理区域でガスが発生し複数の負傷者がいるとの想定で「化学機動中隊消防活動技術効果確認」を実施しました。

多数傷病者対応訓練の実施について 鎌倉市消防本部(神奈川県)

散策中の観光客が交通事故に巻き込まれたことを想定した、多数傷病者対応訓練を実施しました。

頑張ってます 東北

消防団の連合演習を実施 塩釜地区消防事務組合消防本部(宮城県)

管内2市3町から消防団員405名、関係者約40名が参加して塩釜地区消防団連合演習を実施しました。管内では東日本大震災により大きな被害を受け、消防団員3名が殉職、資機材や車両も津波で流されるなどしましたが、消防車の寄贈など多くの支援を受けて2年ぶりに連合演習を行うことができました。

国等の動き

既設の地下貯蔵タンクに対する流出事故防止対策の徹底について 総務省消防庁

危険物の規制に関する規則などの改正により、2013年(平成25年)1月31日までに流出事故防止対策を行う必要がある地下貯蔵タンクへの対応について通知が発出されました。

通知では、対象となる腐食のおそれが特に高い地下貯蔵タンク等の把握や所有者への周知、助言、経過措置期間後の対応などに触れています。

消防組織法第31条に基づく市町村消防広域化に関する中間答申 総務省消防庁

消防審議会が「消防組織法第31条に基づく市町村広域化に関する中間答申」を取りまとめました。

平成24年度消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学論文及び原因調査事例報告に関する表彰受賞作品の決定 総務省消防庁

平成24年度「消防防災機器等の開発・改良、消防防災科学論文及び原因調査事例報告」受賞作品23編が決まりました。2012年(平成24年)10月25日と26日に開催される全国消防技術者会議で、受賞作品の発表が行われるほか、26日には表彰式が開催される予定となっています。

平成24年度「屋外タンク実務担当者講習会」開催案内 ~屋外タンク貯蔵所に関する諸問題と技術の継承~ 危険物保安技術協会

危険物保安技術協会では、全国4会場で「屋外タンク実務担当者講習会」を開催します。今年度は、過去の法令改正経過を含めた技術基準の概要や審査時の留意点、インナーフロートタンクの事故事例などについて解説します。