2009年10月14日

フィリップス製AEDに部品不具合で使用不能の恐れ

フィリップスエレクトロニクスジャパン(東京都港区)は、同社が輸入、販売したAED(自動体外式除細動器)「ハートスタートFR2+」について、部品の不具合から使用不能となる恐れがあるとして無償交換を実施すると発表しました。

発表によると、製造元のフィリップスメディカルシステムズ(アメリカ)の解析の結果、通常より故障率の高いメモリ素子が使われている可能性があることがわかりました。故障が発生した場合、毎日自動的に実施されるセルフテストで検出され、ステータス・インジケータにエラー表示(赤い×印)が表示されるため、機器点検時に故障の有無を確認できるほか、現在まで緊急使用時に故障が発生したとの報告はないとのことです。

対象となるのは2007年(平成19年)6月から2008年(平成20年)8月の間に出荷された3,018台です。同社では納入先をすべて把握していることから、連絡の上で交換を実施するとしています。

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