東京都生活文化局は、6歳以下の乳幼児による誤飲に関するヒヤリ・ハット事例や危害についてのアンケート調査の結果を取りまとめました。
アンケートは2010年(平成22年)7月にインターネットで行い、6歳以下の子供がいる保護者2,000人から5,801件の事例を収集しました。
保護者2,000人のうち、子供が誤飲したり、しそうになった経験のある人は4分の3を超える1,512人に上っています。品目別ではティッシュペーパーや新聞、包装紙などの紙類が最も多く、上位にはシールや医薬品、たばこのほか、誤って吸ってしまうことの多いシャボン玉液や、ビー玉、ペットボトルのふたなど小さなものが目立っています。
おもちゃでは、口に入らない大きさでも小さな部品が外れることがあり、遊んでいるときは目を離さないことが重要としたほか、上の年齢の兄弟が遊んでいるおもちゃを口に入れる事例が多いと指摘しています。医薬品では、服用・使用しようとしているときに誤飲する例が多く、保管だけでなく使用時にも注意を払う必要があるとしました。
シールや紙類、レジ袋、菓子のパッケージなどのビニールは件数が多いだけでなく、気道に詰まらせて窒息する危険が高いとして特に注意を求めています。
関連リンク
- 乳幼児の誤飲に関するヒヤリ・ハット体験の調査結果|東京都(東京都)
- くらしの安全情報サイト|乳幼児の誤飲に関するヒヤリ・ハット調査(くらしの安全情報サイト)
- ヒヤリ・ハットレポートNo.3「乳幼児の誤飲事故防止ガイド」 [PDF](くらしの安全情報サイト)
- 幼児の事故防止マニュアル(くらしの安全情報サイト)
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