横浜市消防局は、2013年(平成25年)1月~6月の火災・救急概況(速報)を取りまとめました。
火災件数は532件で、過去10年間同期の平均(566件)を6%下回りましたが、火災による死者(放火自殺者を除く)は21人と昨年同期より7人多くなっています。死者のうち20人を65歳以上の高齢者が占めていて、平成に入ってからでは最多となりました。高齢者が亡くなった火災の原因は調理中にこんろの火が着衣に燃え移るなどしたものが最も多く、ストーブに寝具などの可燃物が接触、仏壇のろうそくが転倒するなど室内での火気使用が主となっています。
救急出場件数は85,132件と過去最多で、3分4秒に1回のペースで救急車が出場している計算になります。搬送人員は74,331人で、軽症が51.9%を占めていますが、65歳以上の高齢者に限ると中等症が45.0%、重症以上が15.5%と6割以上が入院を必要とする程度となっています。
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