- 『週間情報』平成25年8月13日 No.2530 [PDF](全国消防長会)
消防本部の動き
少年消防クラブ防災研修を実施 坂出市消防本部(香川県)
坂出市消防本部では、小学校高学年を中心としたクラブ員16名と保護者7名が参加して「少年消防クラブ防災研修会」を実施しました。
消防本部で訓練礼式を実施後、坂出海上保安署で海上保安官の業務についての説明や巡視艇「あやなみ」からの放水訓練などを行いました。
水難救助隊と県消防防災航空隊との合同訓練を実施 郡山地方広域消防組合消防本部(福島県)
郡山地方広域消防組合消防本部では、福島県消防防災航空隊と合同で「郡山消防署水難救助隊・福島県消防防災航空隊合同訓練」を実施しました。
はしご車操法技術錬成会を実施 豊中市消防本部(大阪府)
豊中市消防本部は箕面市消防本部と合同で、出火室から逃げ遅れた人が救助を求めているとの想定で「平成25年度はしご車操法技術錬成会」を実施しました。
違反是正研修会の開催 佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部(千葉県)
佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部では、「平成25年度違反是正研修会」を開催し、千葉県第2ブロック消防長会加入消防本部から募った違反是正事例の発表と違反是正支援アドバイザーを務める千葉市消防局予防部予防課査察対策室による助言、特別講演を行いました。
いつやるの? 今でしょ! ―消防学校からの便り―
強歩訓練を実施 富山県消防学校
富山県消防学校では、初任科生49名が参加して御前山(標高559m)まで約30kmの強歩訓練を実施しました。訓練では、消防ホースやバスケット担架、ロープなどを携行、担架搬送訓練やサーキットトレーニングも行われました。
国等の動き
ライター用オイルの危険物運搬容器の誤表示について 総務省消防庁
ライター用オイル(Zippo Premium Lighter Fluid)の容器に表示されている危険物の品名と危険等級に誤りがあり、輸入販売事業者で対応を行っています。
- 運搬容器の誤表示 [PDF](総務省消防庁。別添として「ライター用オイルの危険物運搬容器の誤表示について」(平成25年8月7日付け消防危第147号)を掲載)
- ZIPPO オイルに関するお詫びとお知らせ(マルカイコーポレーション)
- ジッポーオイルのパッケージに誤表示(ひびきの市消防局)
平成24年中の都市ガス、液化石油ガス及び毒劇物等による事故状況について 総務省消防庁
2012年(平成24年)中に発生し、消防隊が出場した都市ガス、液化石油ガスによる事故は1,083件で、全体の約8割が漏えい事故となっています。また、消費先での事故がおよそ8割を占めています。
毒劇物等による事故で消防隊が出場したものは110件で、一酸化炭素中毒(21.8%)、塩素(11.8%)、硫化水素(10.9%)による事故が多くなっています。
消防法第9条の3による届出が必要な物質による火災件数は71件ありました。約6割が液化石油ガスによるもので、圧縮アセチレンガスによるものは16.7%した。
平成24年(1月~12月)における火災の状況(確定値) 総務省消防庁
2012年中の総出火件数は44,189件で、前年から5,817件(-11.6%)減少しました。火災による死者(1,721人、前年比-2.5%)、負傷者(6,826人、同-6.3%)も減っていますが、住宅火災による死者(放火自殺者を除く)の66.6%を65歳以上の高齢者が占めています。
- 平成24年(1月~12月)における火災の状況(確定値)[PDF](総務省消防庁)
消防庁ヘリコプター(4号機)の運航開始 総務省消防庁
2013年(平成25年)8月6日、総務省消防庁ヘリコプター4号機が宮城県防災航空隊で運航を開始しました。宮城県の防災ヘリコプターは2011年(平成23年)3月の東日本大震災による津波で使用不能となり代替機による限定運航が続いていたため、消防組織法第50条の規定による無償使用制度を活用して配備されました。
- 消防庁ヘリコプター(4号機)の運航開始 [PDF](総務省消防庁)
- 防災ヘリコプター「みやぎ」の新機体による運航開始について(宮城県)
- ユーロコプター、総務省消防庁へAS365N3を納入 宮城県で運航開始(ユーロコプタージャパン)
平成25年7月の熱中症による救急搬送の状況 総務省消防庁
2013年7月中の熱中症による救急搬送人員は23,699人で、総務省消防庁が調査を始めた2008年(平成20)年以降、7月としては最も多く、月単位でも2010年(平成22年)8月の28,448人に次いで2番目となりました。
- 平成25年7月の熱中症による救急搬送の状況 [PDF](総務省消防庁)
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