2011年12月3日

モリタの林野火災用コンセプトカー 独のデザイン賞受賞

モリタが2010年(平成22年)にドイツで開催されたINTERSCHUTZに出展した林野火災用消防車のコンセプトカーが、ドイツのレッドドット・デザイン賞の最高賞、ベスト・オブ・ザ・ベストを受賞しました。

コンセプトカーは、運転席の後ろに情報収集や機器の操作を行うことができるオペレーションデッキを備え、デッキの左右と車両後部の放水銃は走行しながら放水や泡放射を行うことが可能です。水利の確保が難しい林野火災に対応するためCAFS(圧縮空気泡放射装置)ユニットを搭載し、十分なスペースがなくても資機材の積み下ろしが容易になるように側面の扉をガルウィングタイプとして電動油圧式の昇降棚を設けています。

このコンセプトカーは、アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会のIDEA賞でも最高賞の金賞を受賞しています。

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