2011年12月12日

オムロンと京セラの太陽光発電システムに発煙のおそれ

オムロンと京セラは、オムロンが2001年(平成13年)から2002年(平成14年)にかけて製造し、両社のブランドで販売された太陽光発電システムに発煙のおそれがあるとして無償点検、修理を実施すると発表しました。

太陽電池が発電した直流電力を交流に変換する「パワーコンディショナー」に使われている部品に問題があり、雷などによる異常電圧が生じた場合に部品が焼損して発煙するおそれがあります。なお、製品が金属カバーで覆われているため、製品の外に延焼する危険はないとのことです。これまでに消費者庁に2件、製品評価技術基盤機構に3件の事故が報告されています。

両社では利用者にダイレクトメールを送るとともに、異臭や発煙などの異常があった場合はスイッチを切って使用を中止するよう呼びかけています。

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