青森県が導入を検討しているドクターヘリの配備先として、八戸市立市民病院が有力となってきました。
県はこれまで県立中央病院への配備を支持してきましたが、2007年(平成19年)12月20日に内示された平成20年度予算の財務省原案を受けて風向きが変わりました。原案に盛り込まれたドクターヘリ導入促進事業の対象として、青森県が有力視されているとの報道から、県立中央病院では基地病院としての整備が間に合わないとして、早期整備が可能な八戸市立市民病院への暫定配備を求める意見が強まっています。一方、県全体の医療を考えると県立中央病院が望ましいとの声もあり、結論には至っていません。
また、県が独自に整備を進めていたフライトナース事業が、ドクターヘリ導入の方針を受けて事実上打ち切られました。平成20年度の予算要求をしていないほか、今年度中に予定されていた会合や研修なども中止され、当初予算についても減額措置することとなっています。
関連リンク
- ドクターヘリ八戸暫定配備強まる(東奥日報)
- 本格始動前にフライトナース中止(東奥日報)
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