総務省消防庁は、カラオケボックスの防火対策についての調査結果を取りまとめ公表しました。
調査は、2007年(平成19年)1月に発生した宝塚市のカラオケボックス火災を受けた対策の一環として行ったものです。 調査対象となった6193店のうち、消防法令の違反があったのは29.0%にあたる1794店で、2007年4月に行った調査の44.5%からは減少していますが、依然として違反が多い状況です。違反項目として多かったものは、防火管理者選任(11.6%)、屋内消火栓設備(10.4%)、自動火災報知設備(9.2%)、避難器具(8.4%)、防炎規制(7.8%)、誘導灯(7.5%)となっています。
また、違反がゼロだった兵庫県や東京都(2.6%)、山形県(5.1%)、富山県(10.0%)などが低い一方、熊本県の61.9%を筆頭に沖縄県(60.8%)、滋賀県(51.7%)、大分県(56.1%)、宮崎県(54.3%)、岡山県(53.0%)、高知県(52.9%)、三重県(51.3%)、鹿児島県(50.3%)の9県が5割を超えるなど、地域間の差が大きくなっています。
関連リンク
- 報道資料 カラオケボックスの防火対策に関するフォローアップ調査(第2回)結果 [PDF](総務省消防庁)
- 報道資料 カラオケボックスの防火対策に関するフォローアップ調査結果及び違反是正の徹底 [PDF](総務省消防庁)
- 報道資料 カラオケボックスの防火対策に関する全国調査の結果及び違反是正の徹底 [PDF](総務省消防庁)
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