2012年1月21日

『消防の動き』平成24年1月 No.489

巻頭言 年頭の辞

久保信保消防庁長官による年頭の辞が掲載されています。

特報1 平成23年版 消防白書の概要

平成23年版消防白書が公表されました。

白書では、東日本大震災による被害や消防機関の活動、震災を踏まえた課題への対応などのほか、消防を取り巻く現状と課題について掲載されています。

特報2 東日本大震災を踏まえた大規模災害時における消防団活動のあり方等に関する検討会の開催

東日本大震災での消防団活動を検証し、消防団活動のあり方や安全管理について検討する検討会を発足しました。2012年(平成24年)3月に中間報告、夏ごろに最終方向を取りまとめる予定です。

2011年(平成23年)11月に開催された第1回検討会で配布された、被災地沿岸を担当した消防団員へのアンケートの集計結果が掲載されています。

TOPICS

平成23年秋の叙勲並びに褒章伝達式

平成23年秋の叙勲と第17回危険業務従事者叙勲、平成23年秋の褒章伝達式の模様が掲載されています。

消防職団員への感謝の集い

2011年11月に開催された「消防職団員への感謝の集い」の模様が掲載されています。

東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭の開催

東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭の模様が掲載されています。

平成23年度国際消防救助隊の実戦的訓練の実施

2011年10月から12月にかけて3会場で実施した、国際消防救助隊の実戦的訓練の模様が掲載されています。

救急安心センター講習会の開催

札幌市で開催された「救急安心センター講演会」の模様が掲載されています。大阪市消防局が作成した救急安心センター事業PRビデオ上映や横浜市立大学大学院の森村尚登教授(救急医学)による講演のほか、事業を実施している東京消防庁と大阪市消防局、2013年(平成25年)の事業開始を目指す札幌市の担当部長が参加してパネルディスカッションが行われました。

全国女性消防団員活性化香川大会の開催

香川県高松市で開催された「全国女性消防団員活性化香川大会」の模様が掲載されています。

第26次消防審議会(第4回)を開催

第26次消防審議会第4回が開催され、消防審議会答申骨子(案)についての審議などが行われました。

第59回全国消防技術者会議の開催報告

2011年10月に開催された「全国消防技術者会議」の模様が掲載されています。

緊急消防援助隊情報 平成23年度緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練の実施状況(中国・四国/近畿ブロック)

緊急消防援助隊地域ブロック合同訓練の模様が掲載されています。

消防通信 ~北から南から 群馬県 高崎市等広域消防局「北関東から北信越まで広範な消防防災を担う」

群馬県高崎市と安中市を管轄する高崎市等広域消防局について。

消防通信 ~望楼

幼年消防防火のつどいを開催 栃木県 宇都宮市消防本部

「幼年消防防火のつどい」を開催、幼年消防クラブ員約2千名が参加しました。

西丹沢の安心と安全を守る 神奈川県 足柄消防組合消防本部

松田警察署山岳救助隊、横浜市消防局航空隊と合同で山岳救助訓練を実施しました。

火災予防パレードを開催 岐阜県 恵那市消防本部

重要伝統的建造物群保存地区に指定されている岩村町本通りで火災予防パレードを行いました。

列車内化学テロ災害対応合同訓練を実施 兵庫県 姫路市消防局

JR播但線福崎駅で化学テロを想定した合同訓練を実施しました。

消防大学校だより

予防科(第90期)、救助科(第64期)の模様と、両科と幹部科(第26期)の成績優秀者が掲載されています。

広報資料(2月分)

平成24年春季全国火災予防運動の実施

3月1日から7日まで、春季全国火災予防運動が実施されます。「住宅防火 いのちを守る 7つのポイント」を活用し、住宅火災による死者発生を防ぐための総合的な住宅防火対策推進を広報することになっています。

住宅の耐震化と家具の転倒防止について

1981年(昭和56年)6月以前の旧耐震基準で建築確認を受けた住宅の耐震診断・補強や、家具の転倒防止、配置の工夫などで地震による被害の軽減を図りましょう。

林野火災を防ごう ~全国山火事予防運動~

例年、春先は林野火災が多く発生します。また、たき火や火入れ、放火など人為的要因によるものが約7割を占めています。総務省消防庁と林野庁では、春季全国火災予防運動の期間に合わせて「全国山火事予防運動」を実施するなど、山火事・林野火災の予防を呼びかけています。

地域を災害から守るための消防団活動への参加の呼びかけ

消防団員の被雇用者化や高齢化などのため、団員数は減少の一途をたどっています。消防団の活動は災害対応だけでなく火災予防や救命講習指導など多岐にわたり、特定の活動や大規模有災害に限定して活動する機能別団員・分団制度も導入されています。すべての活動に参加することが難しくても、消防団活動への理解を深め、参加していただけることを期待しています。

INFORMATION

11月の主な通知
  • 救急隊員等の自動体外式除細動器の使用方法について(平成23年11月11日付け消防救第316号)
  • 消防団安全対策設備整備費補助金交付要綱及び消防防災通信基盤整備費補助金交付要綱について(通知)(平成23年11月21日付け消防災第374号・消防情第200号・消防国第42号)
  • 平成24年度における緊急消防援助隊の登録事務について(通知)(平成23年11月21日付け消防応第380号)
広報テーマ
1月
  1. 文化財防火デー
  2. 1月17日は「防災とボランティアの日」
  3. 消火栓の付近での駐車の禁止
  4. 消防団員の入団促進
2月
  1. 春季全国火災予防運動
  2. 住宅の耐震化と家具の転倒防止
  3. 全国山火事予防運動
  4. 地域を災害から守るための消防団活動への参加の呼びかけ

関連リンク

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