国土交通省は、住友林業と東日本ハウスが施工中の木造住宅(準耐火建築物)で、大臣認定を受けた仕様と異なる仕様で施工が行われている建築基準法違反があったほか、1,664件で同様の施工が行われ違反の可能性があると報告を受けたことを公表しました。
いずれも間仕切壁や外壁の施工に関するもので、両社では防耐火性能上の問題はないとの判断から認定仕様と異なる仕様で施工を行っていました。
国土交通省では、両社に対して相談窓口の設置や他に違反がないかどうかの調査、再発防止策の提出などを求めています。また、8月10日までに公表した同様の事例を受けて行った日本木造住宅産業協会(木住協)への調査要請が今回の報告につながったことから、木住協に引き続き調査を行って結果を国土交通省に報告するよう要請しました。
関連リンク
- 住友林業(株)及び東日本ハウス(株)が施工した木造住宅(準耐火建築物)における国土交通大臣認定の不適合施工と対応について(平成24年8月24日付け報道発表資料)(国土交通省)
- 準耐火建築物 不適合施工と対応に関するご報告(東日本ハウス)
- 国土交通省からの大臣認定施工不適合の追加報告について(住友林業)
- 国土交通省への大臣認定施工不適合の追加報告について(住友林業)
- 住友林業(株)及び東日本ハウス(株)が施工した木造住宅(準耐火建築物)における国土交通大臣認定の不適合施工と対応について(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
- 準耐火構造不適合で3,524件調査 住友林業施工の住宅(ひびきの市消防局)
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