総務省消防庁は、屋外貯蔵タンクの津波被害シミュレーションツールを制作し、ホームページで公開しました。
総務省消防庁では、2011年(平成23年)12月にとりまとめられた検討会の報告書を受けて、危険物施設の津波対策を検証する際に、屋外貯蔵タンクについては津波被害シミュレーションを行って具体的な被害予測を行うよう求める通知を発出しています。公開されたシミュレーションツールでは、タンクの許可容量や内径、貯蔵する内容物の比重、被災時点の貯蔵量などを入力することで、津波の波力や浮力で生じる「浮き上がり」とタンク全体が押し流される「滑動」について安全率を計算することができます。
関連リンク
- 「東日本大震災を踏まえた危険物施設等の地震・津波対策のあり方に関する検討報告書」の公表(平成23年12月22日付け報道資料) [PDF](総務省消防庁)
- 東日本大震災を踏まえた危険物施設の地震・津波対策の推進について(平成24年1月31日付け消防危第28号) [PDF](総務省消防庁)
- 危険物施設の耐震性や津波への緊急対応検証を 消防庁(ひびきの市消防局)
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