2007年5月1日

「地震に強い空港のあり方検討委員会」報告書公表

国土交通省の「地震に強い空港のあり方検討委員会」が報告書を取りまとめました。

地震災害時に空港に求められる役割や、空港の耐震性向上などについて検討を進めてきたものです。 地震災害時、空港に求められる機能として、発災直後には救急、救命活動の拠点機能、発災から3日間は緊急物資や人員の受け入れ機能が求められるとしています。これらの機能を確保するため、2000m級以上の滑走路を持つ空港では、自衛隊機が発着できる程度の耐震性が必要であるとし、それ以下の空港でも、ヘリコプターの発着機能が維持できることを求めています。

また、航空輸送上重要な空港として13空港を挙げ、航空ネットワークや首都機能の維持を図るためにも、優先的に耐震性を確保する必要があるとしています。

関連リンク

0 件のコメント: