2011年12月4日

ブレーキが過熱して火災のおそれ ホンダの大型二輪車

本田技研工業の米子会社ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリングは、同社が製造した大型バイク「ゴールドウイング」に、ブレーキが過熱して火災にいたるおそれがあるとして2011年(平成23年)12月2日付でリコールを届け出ました。

対象は、2003年(平成13年)から2009年(平成21年)にかけて製造された、前後の車輪のブレーキを連動させる「デュアルコンバインドブレーキシステム」を装備した車両です。前輪から後輪に制動力を伝えるシリンダーの構造に問題があるために後輪のブレーキがかかったままとなり、最悪の場合ブレーキが過熱して火災となるおそれがあるとのことです。対象となる車両のシリンダーを点検し、異常があるものは対策品と交換します。

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