2011年2月19日

PFOS含有泡消火薬剤の混合使用パンフレット改訂

日本消火装置工業会は、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)含有泡消火薬剤を使用している泡消火設備への代替薬剤補充についてまとめたパンフレット「泡消火設備における泡消火薬剤の混合使用について」を改訂しました。

PFOSは、2009年(平成21年)5月の残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)締結国会議で附属書Bに追加されたことを受けて、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)の第一種特定化学物質として2010年(平成22年)4月に製造・輸入が原則禁止となりました。このため、PFOS含有泡消火薬剤を使用する泡消火設備に同一型式の薬剤を補充できない可能性があることから、適合が確認されている泡消火薬剤の補充(混合)を認め、初回の補充を「軽微な工事」、2回目以降の補充を「整備」とみなして届出を簡略化する対応がとられています。

日本消火装置工業会では、補充(混合)にあたっての注意事項や貯蔵している薬剤と補充可能な薬剤の対応や性能が確認されているフォームヘッドの組み合わせ表をパンフレットとしてまとめています。今回の改訂では組み合わせ対応表が2011年(平成22年)2月現在のものに更新されました。

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