2007年7月4日

電気こんろ火災の対策強化へ

電気こんろによる火災を防ぐための、メーカー各社による対策が強化されます。

1988年(昭和63年)以前に製造された電気こんろで、スイッチに体などが触れて通電状態となって火災を引き起こす事故が2007年(平成19年)6月までに344件発生し、1名が死亡していたことがわかりました。

電気こんろメーカーとキッチンユニットメーカーなどが1990年(平成2年)からスイッチつまみの改修を進めてきましたが、4割近くが未改修のままとなっています。

経済産業省の指導を受けた各社では、2007年(平成19年)6月に「小型キッチンユニット用電気こんろ協議会」を設置し、大学生協やマンション、アパートのデベロッパー、管理会社などへの働きかけや加盟各社によるTVコマーシャルなどの対策を強化、改修率100%を目指すとしています。

また、複数口がある多口電気こんろにも同様の問題があることから、協議会と加盟各社では対策を進めることにしています。

小形キッチンユニット用電気こんろ協議会のホームページアドレスはhttp://www.denki-konro.jp/です。

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