2013年1月22日

規格外瓦の破砕物で液状化対策

あいち産業科学技術総合センター三河窯業試験場と愛知県陶器瓦工業組合、名古屋工業大学が、製造工程で発生する規格外の瓦を粉砕して作る「破砕シャモット」を地盤改良材とした液状化対策の有効性を実証したと発表しました。

愛知県の西三河地方で生産される「三州瓦」のうち、約5%は製品として使用できない規格外瓦となっていて、用途に応じた粒度に調整して粉砕したシャモットとしてリサイクルされています。研究では、粒度の大きいシャモットを既存の住宅やマンホールの周囲に埋設するモデル実験を実施し、住宅の不等沈下やマンホールの浮き上がりなどを抑制する効果が期待できる結果が得られたとのことです。

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