2007年4月24日

国内初のフェリー型消防艇配備

救急車を載せることができる、国内初のフェリー型消防艇が配備されました。

新消防艇「もみじ」は、廿日市市消防本部(広島県)が、1981年(昭和56年)から使っている旧消防艇を更新するために導入したものです。船首に車両を積むスペースと放水銃を備え、船内には救急患者室も用意されています。職員の習熟訓練を経て、2007年(平成19年)7月1日から運用を開始する予定です。

宮島から対岸の病院への救急搬送は年間約200件あり、民間のフェリーが運航していない夜間の約60件は、患者を救急車から消防艇に乗せ替えていました。救急車ごと運ぶことで、患者への負担軽減が見込まれています。

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