2010年11月13日

セコム、AEDの遠隔監視・保守サービスを開始

セコム(東京都渋谷区)は、コントロールセンターでAED(自動体外式除細動器)をオンライン管理する「セコムAEDオンライン管理サービス」を2010年(平成22年)11月2日に発売しました。

一般市民によるAEDの使用が認められてから、公共施設などへのAEDの設置が進んでいますが、毎日の点検や電極パッド、バッテリーの使用期限確認、交換などの保守が適切に行われていないと、いざというときに使用できない事態が発生する恐れがあります。

セコムAEDオンライン管理サービスは、機械警備システムのノウハウを生かした遠隔管理システムです。毎日の点検結果や消耗品の使用期限、AEDの持ち出しをオンラインで監視することで、契約先の負担軽減や期限切れのパッド、バッテリーの交換忘れ防止を図ることができます。

AEDをレンタルで設置する「セコムAEDパッケージサービス」(月額5,565円)とセットで販売され、法人向けオンライン・セキュリティシステムと接続する場合月額1,575円から、AED単独で使用する場合月額3,150円からとなっています。

(プレスリリースでは日本初となっていますが、AEDの遠隔監視サービスとしてはフクダ電子とNTTドコモ、日本ソフトによる「AEDガーディアン」がすでに提供されています。セコムのサービスはレンタルとセットなので消耗品の補充や故障交換がトータルの価格に含まれる点が違いますが、ちょっと気になります)

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