2010年11月8日

富士通ゼネラル、岡山市消防局にデジタル無線納入

富士通ゼネラルは、政令指定都市では初となるSCPC(Single Channel Per Carrier)方式のデジタル消防救急無線システムを岡山市消防局に納入すると発表しました。

現在使われているアナログ方式の消防救急無線は2016年(平成28年)が使用期限と定められ、デジタル方式への移行が求められています。岡山市消防局では、西消防署庁舎内に整備を進めている高機能消防指令センターの運用開始に合わせてデジタル消防救急無線を導入することとし、平成22年度(2010年度)から3か年かけて管内10か所の基地局と約100台の消防車、救急車の無線をデジタル方式に更新、各基地局間を結ぶ多重無線設備を増設します。契約額は約20億円となっています。

デジタル無線はアナログより秘匿性が高く個人情報などの保護が強化されるほか、周波数の利用効率向上によるチャンネル数の増加で通信の輻輳が回避できるなどのメリットがあります。

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