IHIエスキューブ(東京都中央区)は、燃料配管や機械などからの油の漏えいや水への混入を検出する漏油検知器「オイルリークモニタ」用センサーの新機種「高感度型無水防爆センサ」を開発、販売を開始しました。
オイルリークモニタは、光ファイバーの表面に油が付着すると光が漏れ、通過光量が減少することを利用した製品です。検知時間が短く、水面や水中、無水部に対応できるなど応用範囲が広いことや、センサーを小型化できる特長を持っています。
新機種の高感度型無水防爆センサは、これまで検出が難しかった軽油や灯油、ジェット燃料にも対応したほか、従来品よりも小型化することで狭いスペースへの設置が容易になっています。
IHIエスキューブでは、大きな災害になる前に油漏れを検出する安全・保安や環境対策のための製品として、年間3億円を販売目標に営業活動を進めるとしています。
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