総務省消防庁は、災害現場で倒壊建物などによる二次災害を防ぐ「災害現場における倒壊建物等の安定化技術(ショアリング)」の活用を検討する検討会を開催します。
ショアリング(Shoring)は英語で「支える」という意味で、倒壊建物などを安定化させ、二次災害を防ぐ技術です。アメリカなどではすでに実際の災害現場で活用されており、検討会では日本国内の災害現場での活用の可能性や運用方法などの検討を進めます。
2008年(平成20年)12月4日に第1回の検討会を開催し、年度内に報告書を取りまとめる予定です。
関連リンク
- 「救助技術の高度化等検討会」の開催 [PDF](総務省消防庁)
- 平成20年倒壊家屋想定訓練(東大阪市消防局・ショアリングを採用した訓練の模様)
- US&R TRAINING REPORT《米国における都市型災害救助技術》Vo.5 ショアリング(RESCUER友の会)
- 消防学校奮闘記 - 特殊災害対応訓練(ショアリング)(消防学校奮闘記・2008年10月にIRT登録者などを対象に行われた訓練の模様)
アメリカでは"Emergency Building Shoring"や"Emergency Rescue Shoring"と呼ばれているようです。
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