2008年11月9日

発煙・発火の恐れによるリコール情報08/11/02~08

2008年(平成20年)11月2日から8日までに、発煙や発火の恐れがあるとして回収や無償修理などの告知が行われたものや、火災事故事例として経済産業省から報道発表されたものを掲載します。分社や合併、社名変更となっている会社については、かっこ内に販売時の社名を併記しています。

冷蔵庫:東芝ホームアプライアンス(東芝)

製造から25年以上経過した冷蔵庫(1983年(昭和58年)以前に製造)で、経年劣化のため発煙、発火する事故事例があります。

該当する製品は使用を中止し、東芝冷蔵庫受付センターまでご連絡ください。

製造時期は、冷蔵室扉の側面または内側に「78・1―6月製造」(1978年1月から6月の間に製造)や「82・1―6月製造」(1982年1月から6月の間に製造)のように記載されています。

なお、メーカーでは補修用部品をすでに保有していないため、改修や修理による対応は行いません。

経済産業省の発表によると、コンプレッサーの起動リレー周辺の樹脂が劣化して絶縁抵抗が低下して短絡したためと思われる発煙、発火事故が5件発生しています。

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電気スタンド:オーム電機

2006年(平成18年)から2008年までの間に輸入販売したデスクスタンドとアームライトの一部製品に、インバータの不具合から発火する恐れがあるとして無償交換または返金の対応をしています。

メーカー告知の一覧に掲載されている製造番号の製品のほか、2008年2月までに修理を行ったものが該当します。

該当する製品は使用を中止し、オーム電機お客様相談室電気スタンド回収係までご連絡ください。

経済産業省の発表によると、仕様外の部品が使用されていたために過電流が流れて製品を焼損する事故が2件発生しています。

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ノートパソコン用バッテリー:NTTネオメイト、日本ヒューレット・パッカード

NTTネオメイト「OZFA」ブランドで販売したノートパソコン用のバッテリーパックに、製造上の不具合から過熱、発火する恐れがあるとして無償交換を実施しています。

該当製品の確認と交換手続きは、日本ヒューレット・パッカードの専用ホームページで行ってください。また、「HPモバイルバッテリパック自主回収プログラム窓口」では電話での問い合わせも受け付けています。

経済産業省公表の重大製品事故から

  • オーム電機:電気スタンド(前掲)
  • 東芝ホームアプライアンス(東芝):電気冷蔵庫(前掲)
  • 長府製作所:石油ふろがま、追焚付石油給湯器
  • ノーリツ、高木産業、日立ハウステック(日立化成工業):石油給湯機付ふろがま
  • 世田谷製作所、オカキン、ハーマン、東京ガス:ガスふろがま用バーナー
  • 三洋電機:電気乾燥洗濯機
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国民生活センターから暖房機器のリコール情報

国民生活センターが、2008年4月以降に新聞掲載された暖房機器のリコール社告を取りまとめてホームページに掲載しています。

  • コロナ:石油ストーブ、石油ファンヒーター
  • 燦坤日本電器:カーボンヒーター、ハロゲンヒーター
  • デンソー(日本電装)、GAC(ゼネラルエアコン):遠赤外線ヒーター
  • 東レ:電気カーペット
  • パナソニック(松下電器産業):FF式石油温風機、石油フラットラジアントヒーター
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