2013年8月2日

ヘリコプターの白色ストロボライト基準整備へ 国土交通省

国土交通省は、視認性向上のためヘリコプターに白色ストロボライトを取り付ける場合の要件を定めたサーキュラー(法令解釈や運用の細則を定めた文書)を制定する方針を決め、意見を募集しています。

白色ストロボライトは視認性を向上させる効果が高く、接触や衝突事故を防ぐために有効な装備とされている一方、パイロットの視界を妨げたり眩惑を与える恐れもあります。このため、白色ストロボライトをヘリコプターに装備する場合の技術的要件を定める必要があるとしています。

公表されたサーキュラー案の概要では、乗務員の視界を妨げず眩惑を与えないことや衝突防止灯、航空灯の明瞭度を損じないことのほか、白色ストロボライトのみを消灯できることなどが6項目の要件が示されています。サーキュラーの公布・施行は2013年(平成25年)9月の予定で、白色ストロボライトを装備済みの場合は経過措置として2014年(平成26年)9月まで適用を猶予するとしています。

意見は、2013年9月7日(必着)まで受け付けます。

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