2013年8月8日

屋内運動場の天井落下防止マニュアルを作成 文部科学省

文部科学省は、大規模災害時の避難所としても使われることの多い屋内運動場や講堂などを対象とした「学校施設における天井等落下防止対策の手引」を作成しました。

東日本大震災では天井材など非構造部材の落下による被害が多発し、建築基準法施行令の改正や天井に関する技術基準が策定されるなどしたことを踏まえたもので、屋内運動場は天井が高く避難所としても使われるなど、危険性や被害による影響の大きさから緊急性をもって優先的に対策を講じる必要があるとしています。また、照明器具やバスケットゴールといった天井以外の高い位置に設置されるものについても対象としています。

手引は、総点検用マニュアルをフローチャートの形でチェックできるようになっているほか、耐震点検用と震災後の余震に対応するためのチェックリストも用意されています。

関連リンク

0 件のコメント: