2013年8月7日

浮き屋根式屋外タンク貯蔵所の保安対策徹底を通知

総務省消防庁は、沖縄県の石油コンビナート等特別防災区域内で発生した浮き屋根の沈降事故を受けて、浮き屋根式屋外タンク貯蔵所の保安対策徹底と応急措置体制の整備について再確認を図るよう指導することを求める通知を発出しました。

通知は2013年(平成25年)7月31日付です。留意すべき事項として、台風や竜巻などによる強風や浮き屋根の排水能力を超える大雨、地震によって浮き屋根の損傷が発生する恐れがあり点検が必要となることや、浮き室の破損による傾斜で浮き屋根に滞水した場合を想定した浮力の確認などのほか、適切な通報や応急措置、大容量泡放射システムの活用などについても確認するよう求めています。

また、2012年(平成24年)11月に消防への通報があった、沖縄県うるま市の石油コンビナート等特別防災区域で発生した屋外貯蔵タンクの浮き屋根沈降事故について取りまとめた資料が別添1として添付されています。

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