2012年2月23日

NTTドコモ、2/24からエリアメールで津波警報配信

NTTドコモは、東日本大震災の発生を受けて進めてきた災害対策の取り組み状況を公表し、緊急地震速報や災害・避難情報を配信する「エリアメール」による津波警報の配信や災害用伝言板とGoogleの安否情報サービス「パーソンファインダー」の連携などを発表しました。

エリアメールによる津波警報の配信は2012年(平成24年)2月24日から開始します。気象庁が津波予報区として定めている66の地域で発表される津波警報(大津波、津波)を配信します。緊急地震速報のみに対応するものを含めた全対応機種で受信することが可能で、緊急地震速報とは異なる災害・避難情報用の着信音(一部の機種を除く)と画面表示で知らせます。

Googleパーソンファインダーとの連携は2012年3月末に開始する予定で、パーソンファインダーに登録されている安否情報を災害用伝言板から確認できるようになります。

音声メッセージをパケット通信で送受信できる「災害用音声お届けサービス」は2012年3月1日から提供します。メッセージの送信はAndroid 2.2以降を搭載したスマートフォン(一部機種とタブレット端末を除く)と2011-2012冬春モデルのiモード携帯電話が対応し、受信はAndroid搭載スマートフォンとiモード携帯電話のほとんどの機種で可能となります。

広域の災害や停電時に人口密集地の通信を確保するための「大ゾーン基地局」は2月末までに全国104か所へ設置し、自治体庁舎などの重要施設をカバーする基地局の無停電化や24時間化もおおむね完了しました。災害発生時にスマートフォン向けの「dメニュー」とiモード携帯電話向けの「iMenu」のトップページに公共機関や報道機関のTwitterアカウントを表示する機能も導入しました。

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