2011年11月27日

東日本大震災で死亡・不明の消防団員、6割が避難誘導中

消防団員等公務災害補償等共済基金は、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の3県の消防団員の被災状況などを取りまとめ公表しました。

震災により亡くなったり行方不明になった消防団員は198人で、宮城県では法律の規定による一般の消防作業従事者が3人被災しています。消防団員の約6割に当たる117人は避難誘導中に被災しているほか、水門の閉鎖や確認などに関わっていたと考えられる消防団員も3割近い60人に上っています。

被災して死亡・行方不明になった201人のうち、現在も行方不明で死亡の手続きが取られていない1人を除く200人が公務災害の認定を受けていて、認定を受けた人の69.5%に当たる139人については災害補償費が支給されています。

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