第11回防災まちづくり大賞受賞団体の決定及び表彰式の実施 [PDF]
総務省消防庁などの主催で行われた「第11回防災まちづくり大賞」の受賞団体が決定しました。表彰式は2007年(平成19年)1月29日、グランドアーク半蔵門(東京都千代田区)で開催されます。
受賞団体は以下のとおりです。
一般部門
総務大臣賞
- 東北福祉大学地域減災センター(宮城県仙台市)
- 「地域減災センター」と地域社会との協働による減災学習の実践」
- 東京駅・有楽町駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会(東京都千代田区)
- 東京駅周辺防災隣組の取組み-防災まちづくり活動-
消防庁長官賞
- 千葉県立市川工業高等学校建築科耐震研究班(千葉県市川市)
- 目指せ市民の防災意識向上! 木造住宅耐震診断ボランティア活動
- 磯の浦自治会(磯の浦地区自主防災会:和歌山県和歌山市)
- 津波から住民と観光客を守ろう~避難への道しるべ~
- 防府/防災ネットワーク推進会議(山口県防府市)
- 『まちづくりと地域防災』~まちづくりに必要な地域力(コミュニティパワー)を高めることから始まる地域防災~
消防科学総合センター理事長賞
- 榛名山区災害応急対策委員会(群馬県高崎市)
- 「土石流避難訓練」による土砂災害防止思想の普及
- 桜丘一丁目町会(東京都世田谷区)
- 災害時高齢者助け合いネットワーク
- 瀬谷区連合町内会自治会連絡会(神奈川県横浜市)
- 「災害弱者あんしんネットワーク事業」(まちの防災知恵袋事業)
- 湊地区自主防災会連絡協議会(福井県福井市)
- みなと防災まちづくり~人と人との輪、出会い、ふれあい、学びあいの精神で10周年
- 川西地区地域づくり推進協議会(香川県丸亀市)
- 地域行事に防災の智恵……丸亀土器川の災害と来たるべき大地震に備えて
防災情報部門
総務大臣賞
- ふくおかコミュニティ無線推進協議会(福岡県福岡市)
- 福岡から全国へ発信する新たな情報伝達システム「ふくおかコミュニティ無線」の開発~整備費用が従来の1/3に!~
消防庁長官賞
- 倉敷コミュニティ・メディア(KCM)、倉敷市(岡山県倉敷市)
- 地域コミュニティメディアによる緊急告知FMラジオの開発と、倉敷市防災体制の連携~防災情報を確実に伝達し住民の生命を守る、安全・安心のまちづくり~
消防科学総合センター理事長賞
- 深川災害時支援ボランティア(東京都江東区)
- 聴覚障害者と広がる「手話カード」等による防災の輪
住宅防火部門
消防庁長官賞
- 東京都電気工事工業組合豊島地区本部本郷支部(東京都文京区)
- 住宅用火災警報器の設置促進(寄贈及び無償の設置と点検)
- 天草広域連合中央消防署有明分署(熊本県天草市)
- 火の用心の気持ちを込めて「菊花鉢」の配布
日本消防設備安全センター理事長賞
- 弘前地区消防防災協会(青森県弘前市)
- 一般住宅の消火器一世帯一本設置運動と地域防災
- 下綴女性消防クラブ(福島県いわき市)
- 防火寸劇等による災害弱者等への防火啓発活動
関連リンク
- 第11回防災まちづくり大賞表彰概要 [PDF](総務省消防庁)
- 平成18年度防災まちづくり大賞選定委員会委員名簿 [PDF](総務省消防庁)
- 第11回防災まちづくり大賞受賞団体概要 [PDF](総務省消防庁)
- 防災まちづくり大賞の概要(消防科学総合センター)
「消防防災科学技術研究開発事例集Ⅰ」の発表 [PDF]
総務省消防庁は、「消防防災科学技術研究推進制度」の成果をとりまとめ、都道府県の消防防災主管部長と消防本部消防長に送付しました。 取りまとめられた研究の概要は以下のとおりです。第1 防災情報通信システム等の高度化
第2 住宅防火対策等の推進
- 地下空間における避難と消防活動支援のための煙制御に関する研究 [PDF]
- 高齢化社会に対応した火災予防検知システムの開発 [PDF]
- 避難安全の高度化を目的とした避難者タイプの設定とその適用に関する研究 [PDF]
- 防災のための高信頼性ガスセンサの開発 [PDF]
第3 防災力の向上
- 豪雨災害対策のための危機管理・図上訓練システム [PDF]
- 地域防災体制のための心理学的プログラムの構築 [PDF]
- 参加型救命設計システムの構築と実践 [PDF]
第4 消防活動支援施設、消防活動用資機材等の高度化
- 障害となる物品を排除しながら閉鎖する防火戸の研究 [PDF]
- 消火設備を考慮した火災性状予測ツールの構築 [PDF]
- 複合センサによる消防隊員の携帯型位置特定システム [PDF]
- 2流体ノズルPAGを用いた水損低減型消火システムの開発研究 [PDF]
- 防災観測機システムの開発 [PDF]
- 地下浸水時の避難・救助システムに関する研究 [PDF]
第5 特殊災害対策の強化
- 大容量泡放射システムにおける吸水設備の研究 [PDF]
第6 危険物施設等の保安対策の充実
- セルフスタンドにおける顧客の静電気を主因とする防火対策に係る研究 [PDF]
- 津波による石油タンクの被害予測手段に関する研究 [PDF]
- 大型タンクの地震時スロッシングの予測と制御 [PDF]
- 廃棄物系バイオマスによる可燃性ガス発生危険度評価手法の構築 [PDF]
第7 救急・救助業務の高度化
- レスキュー工学の構築を目指した啓発活動のための核心的企画研究 [PDF]
- 消防・危機管理用具の性能に関する研究 [PDF]
- 救急需要に関する研究 [PDF]
第8 環境への配慮
- 環境に配慮した一般火災用消火剤の開発 [PDF]
第9 その他
- 消防職員の勤務時における身体負荷に関する研究 [PDF]
関連リンク
- 消防技第114号 「消防防災科学技術研究開発事例集Ⅰ」の送付について [PDF](総務省消防庁)
- 消防防災科学技術研究推進制度に係る終了課題の概要について [PDF](総務省消防庁)
きょうのピックアップ
- ウォーターカッターを導入 引火の懸念なく救助作業
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総務省消防庁は、高圧の水で金属を切断できるウォーターカッターを装備した車両と、大型の送風機を装備した「大型ブロアー車」を導入しました。
それぞれ5台ずつ調達し、東京消防庁と札幌市、名古屋市、大阪市、福岡市の各消防局に配備します。
- ガソリンスタンドを災害時の拠点に 業界が防災対応強化
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ガソリンスタンドを防災拠点とする取り組みについての記事。
消防法で強固な構造が義務付けられていることから、被災しても倒壊を免れる可能性が高く、石油業界各社が自家発電気などの設置を進めているほか、店舗で作る石油商業組合と自治体が支援協定を締結する動きも進んでいます。
- 「次世代消防救急防災情報システム基本構想〔案〕」に関する情報提供招請について
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神戸市消防局では、「次世代消防救急防災情報システム基本構想(案)」についての情報提供を求めています。
将来的な消防指令管制システムと消防業務支援システムの更新を見込んでのもので、提出期限は2007年(平成19年)2月16日(郵送の場合は必着)となっています。
- 災害ボランティアコーディネーター養成講座の受講者を募集しています
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名古屋市は、2007年(平成19年)2月10日から12日まで開催する災害ボランティアコーディネーター養成講座の受講者を募集しています。
対象は名古屋市内に在住・在勤・在学している方で、申し込みは2007年(平成19年)1月23日必着。多数の場合は抽選となっています。
- 高性能震度計を開発 県と名古屋大共同で 観測地域広く低価格の普及型
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従来の震度計より大きな揺れを観測できるようになったほか、価格も3割ほど安い150万円程度。仕様を公開することで、他の自治体でも導入できるようにしています。
関連:次世代震度計の開発について(三重県)
- 阪神大震災12年 都が非常参集訓練 災害時の困難痛感
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東京都が行った非常参集訓練の模様。徒歩で都庁に向かう職員に同行取材したものです。
- 文化財防火デー関連
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- 「第53回文化財防火デー」の実施 ~東京都大田区・池上本門寺と奈良県奈良市・興福寺で消防訓練を実施します~ [PDF](総務省消防庁)
- 第53回文化財防火デーにおける主要行事予定(東京消防庁)
- 神戸市職員必携「防災ハンドブック」の作成について [PDF]
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神戸市は、「防災ハンドブック」を作成しました。今後、市の全職員に配布するとのことです。
- 千葉市消防音楽隊発足55周年記念演奏会
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千葉市消防局では、千葉市消防音楽隊の発足55周年を記念した記念演奏会の入場申し込みを受け付けています。
開催は2007年(平成19年)3月10日。往復はがき(1月31日必着)で受け付けるほか、2月1日からは各消防署などで自由席の入場整理券を配布します。
- 国際津波・地震フォーラム(結果概要)
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2007年(平成19年)1月15日と16日に行われた「国際津波・地震フォーラム」の結果概要について。フォーラムでは、2日間の議論を踏まえ、コミュニケ(和文・英文)が採択されています。
- 東京消防庁:防災館だより
- グループセブ ジャパン「電気ポット(無償点検)」
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グループセブ ジャパンがティファールブランドで販売した電気ケトルに、ごくまれに発煙、発火する恐れがあることがわかり、点検・交換を実施しています。
対象となっているのは「アプレシア0.8L」の一部で、空焚き防止機能が正常に働かない場合があるとのことです。
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