赤十字に第3のマーク 赤いひし形、使用開始
赤十字を示す第3の標章「Red crystal」が正式に使用開始となりました。
新しい標章は、2005年(平成17年)12月に採択されたジュネーブ諸条約第3追加議定書で規定。2006年(平成18年)6月には赤十字・赤新月国際会議が内部規則を改正、独自の標章を使用していたMagen David Adom(赤盾ダビデ社)が正式に国際赤十字の一員として承認されましたが、第3追加議定書の発効は2カ国の批准から6ヶ月の経過を待つ必要がありました。
なお、共同通信配信記事では「赤いひし形」、日本赤十字社のサイトでは「
(余談:国際法上の保護標章であることに触れず、単に救急医療を示すかのような報道は好ましくないと思います)
関連リンク
- Red crystal: the "emblem Protocol" comes into force(赤十字国際委員会)
- Red crystal becomes additional protective emblem(国際赤十字・赤新月社連盟)
- 新たな保護標章について(日本赤十字社)
- 世界的に認められた「赤いクリスタル」標章使用への道筋が整う(日本赤十字社)
- 赤十字マークの意味と約束事(日本赤十字社)
- ジュネーブ諸条約第3追加議定書が14日に発効(日本赤十字社。1/17)
被災帰宅者に「避難ロード」 大阪府が来年度から整備
大阪府は、大地震の際に徒歩帰宅者を支援する機能を持った「震災避難ロード」の整備を始めます。
府が緊急物資輸送を想定している、大阪市内と郊外を結ぶ幹線道路の歩道に仮設トイレや防災機器の保管場所を兼ねたベンチなどを設置。2007年度(平成19年度)から、毎年数路線ずつ整備を進め、管理は地元の自主防災組織が行うことを想定しています。
全国の自治体で徒歩帰宅者を支援する取り組みが進んでいる中、独自の拠点作りは全国でも先進的な取り組みとのことです。
きょうのピックアップ
- 病院関係者に意識調査 京大で災害時医療対策シンポ
-
京都大学医学部附属病院の関係者を対象に行った意識調査の結果、52%が大規模災害時のマニュアルがあることを知らないことがわかりました。
京都大学の公開シンポジウム「大規模災害に向けた医療対策の新しい展開」で発表されたもの。京都大学では、京都府立医科大学や滋賀医科大学と合同で京滋災害医療検討会させるなど、災害医療への取り組みを進めています。
- 「防災週間」4市で対応分かれる
-
広島県東部4市の「防災とボランティア週間」への対応をめぐる記事。
三原市や福山市では積極的に行事を展開する一方、尾道市や府中市はパフォーマンス的な行事の効果への疑問や、年始で消防出初式と重なることなどから特別な対応をしていないとのことです。
- スプレー缶:破裂防止に業界が自主ルール
-
2007年(平成19年)4月から小型缶を除いてエアゾール缶に取り付けられる「中身排出機構」についての記事。
- エアゾール缶等のリサイクル(政府広報オンライン)
- 廃エアゾール製品等の適正処理及びリサイクルの促進に向けたエアゾール業界の市区町村の取組について(経済産業省)
- スプレー缶製品の使用上の安全性(国民生活センター)
- 在宅酸素療法マニュアル 新しいチーム医療を目指して 第2版
-
在宅酸素療法についての書籍の紹介。飛田渉氏(東北大保健管理センター所長)と川上義和氏 (KKR札幌医療センター院長)による書評も掲載されています。
- 「消防法施行規則の一部を改正する省令(案)等についての意見募集」のうち、「配管の摩擦損失計算の基準を一部を改正する件」に対するご意見および行政の考え方について [PDF]
-
総務省消防庁が行ったパブリックコメントの結果について。
JIS G 3448(一般配管用ステンレス鋼管)について、対応する管継手の規定がないことから別表第4の該当部分を削除した上で2006年(平成18年)12月27日に配管の摩擦損失計算の基準を一部を改正する件(平成18年消防庁告示第38号)が公布されています。
- 配管の摩擦損失計算の基準を一部を改正する件(平成18年消防庁告示第38号) [PDF]
- 配管の摩擦損失計算の基準(昭和51年消防庁告示第3号)
- 北西太平洋を震源とする地震による津波被害について
-
2007年(平成19年)1月13日に発生した千島列島東方を震源とする地震について。最終報で被害なしとなっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿