2013年7月25日

三菱、ミニカなど3車種でエンジン部品不具合 発火の恐れ

三菱自動車工業は、1998年(平成10年)から2011年(平成23年)にかけて製造した軽自動車「ミニカ」と「ミニカ トッポBJ」、「トッポBJワイド」の3車種に発火などの恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出ました。

エンジンのエアインテークダクト(空気取り入れ用の配管)を固定するクリップに問題があり、取り外す際に亀裂が発生することがあります。亀裂の入ったクリップを再使用すると破損してエアインテークダクトが外れ、高温となるエキゾーストマニホールド(排気ガスを排気管へ流す部分)上に落下してダクトが溶融したり発火する恐れがあるとのことです。これまでに、原因が特定できていないものを含めて92件の不具合が報告されていて、部分焼損が13件、原因の特定に至っていない火災が11件起きています。

三菱自動車工業では、対象となる約65万台についてクリップを対策品に交換するとともに、クリップの再使用ができないことを記載した注意書きラベルをエアインテークダクトに貼り付けて対応します。

関連リンク

0 件のコメント: