国土交通省は2010年(平成22年)中に発生した水害による被害額の中間集計結果を公表しました。
2010年の水害による被害額は全国で約2010億円で、過去10年では最も被害額の少なかった2008年(平成20年)の約1664億円に次いで2番目に低い額となっています。
都道府県別では長野県の約256億円が最も多く、山口県が約244億円、10月の奄美地方豪雨で大きな被害を受けた鹿児島県が約213億円となりました。異常気象別では梅雨前線による被害(7月8日~17日)の約727億円、奄美地方豪雨によるものが約166億円となっています。
国土交通省では、被害額の算出に使う評価額の設定や報告の精査を進め、2011年度(平成23年度)末までに最終的な集計結果を取りまとめるとのことです。
0 件のコメント:
コメントを投稿