東日本大震災で被災した文化遺産が、失われる危機に直面している文化遺産の保護を呼びかける「ワールド・モニュメント・ウォッチ」の2012年版に選ばれました。
ワールド・モニュメント・ウォッチは、ワールド・モニュメント財団が紛争や自然災害、開発などから文化遺産を保護することを目的に1996年から2年に1度発表しているもので、2012年版では41か国・地域から67の文化遺産が選定されました。
ワールド・モニュメント財団は、プレスリリースで震災の被災地について多くの歴史的建造物や古い街並みが被害を受けただけでなく、民俗芸能や伝統的な職人技などの無形文化遺産も消滅の危機に脅かされていると指摘し、有形・無形の文化的基盤を復興させるための支援が必要と訴えています。
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