製品評価技術基盤機構では、暖房器具による火災や着衣着火、一酸化炭素中毒などの事故への注意を呼びかけています。
暖房器具による事故では人的被害が多く、特に石油ストーブと電気ストーブでは死者が出る事故が多発しています。石油ストーブではカートリッジタンクのふたをきちんと締めなかったために灯油が漏れて火災となることが多いほか、暖房器具の近くに干した洗濯物や可燃物が接触したり輻射熱で着火する事故も起きています。
暖房器具による事故は11月から増え始め、1月をピークに3月まで多く発生する傾向となっています。また、東日本大震災の発生以降、節電志向が強まっているため、使用せず保管していた古い暖房器具や使い慣れていない製品を使う機会が増えると予想され、事故の増加が懸念されるとしています。
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