2011年10月13日

『HEM-Netグラフ』2011年秋号

HEM-Netシンポジウム
―交通事故自動通報システム(ACN)と傷害予測の最前線―

自動車にエアバッグが作動するほどの強い衝撃が加わった場合に自動でコールセンターに通報する「事故自動通報システム(ACN: Automatic Collision Notification)」と、自動車のコンピュータ(ECU: Erectric Control Unit)内部のEDR(Event Data Recorder)が記録する情報を活用し、自動車に乗っている人のけがの程度を予測する手法について。

ケナリー・H・ディギス教授(ジョージ・ワシントン大学)とジェフリー・ S・オーガスティン教授(マイアミ・ライダー外傷センター、ウィリアム・リーマン傷害研究センター)による講演の内容が掲載されています。

ドクターヘリ最前線 岐阜大学医学部附属病院
先進システムを搭載した岐阜県ドクターヘリの全国初の取り組み

岐阜大学が研究を進めている「救急医療支援情報流通システム(GEMITS)」と、JAXAが研究開発を行う「災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)」を活用して運航されている岐阜県ドクターヘリについて。運航開始から約1か月後に起きた東日本大震災で課題となったドクターヘリの指揮命令系統にも触れています。

HEM-Net Up To Date

ドクターヘリ事業10周年・安全運航5万回達成
記念式典が開催されました

2001年(平成13年)のドクターヘリ運航開始から10周年と2011年(平成23年)7月に達成した無事故運航5万回を記念した式典が行われました。

ドクターヘリ推進議員連盟総会が開催されました

2011年7月にドクターヘリ推進議員連盟総会が開催され、「ドクターヘリの全国的配備に関する決議」が決議されました。

ドクターヘリ搭乗医師・看護師等研修 着実に成果
昨年の9月から1年間で44名が修了 今後44名が受講予定

2010年(平成22年)から行っている「搭乗医師・看護師等研修助成事業」による研修の修了者が44名となりました。

孤立する十津川村で和歌山のドクターヘリが妊婦を救出

台風12号による被害で孤立した十津川村から切迫流産の女性を和歌山県ドクターヘリが搬送しました。

関連リンク

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