厚生労働省は、2011年度(平成23年度)の救命救急センター評価結果を公表しました。
2011年3月31日までに運営を開始した救命救急センター235か所について、2010年度(平成22年度)の診療体制や患者受入実績などから「評価項目」と「是正を要する項目」に区分して点数化する方法で評価を行い、2年続けて是正を要する項目が22点以上となった場合はB評価、3年以上続くとC評価となります。また、評価結果は救命救急センター運営事業費の補助額に反映されます。
評価の結果、5か所の救命救急センターで是正を要する項目が22点以上となり、深谷赤十字病院(埼玉県)、徳島県立三好病院(徳島県)、愛媛県立新居浜病院(愛媛県)、県立宮崎病院(宮崎県)の4か所は前年も22点以上だったためB評価となっています。2010年度の評価では13か所の救命救急センターで是正を要する項目が22点以上となっていましたが、9か所については改善されたとのことです。なお、現在の評価制度が導入されてから2年目の今年はA評価かB評価となるため、C評価の救命救急センターはありません。
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