2011年10月14日

震災時にヘリコプターを優先利用できるサービスが登場

森ビル子会社の森ビルシティエアサービス(東京都港区)は、震災時に優先的にヘリコプターを利用できるサービス「震災対策フライトプラン」を2012年(平成24年)1月から開始すると発表しました。

ヘリコプターは災害時に有効な移動・輸送手段である一方、自社で運航する場合は年間1億5千万円程度の費用がかかることから、震災時に優先的にヘリコプターを利用する権利を購入することで費用負担を抑えながら企業活動を継続できるようになるとしています。

発災当日から3日間に2時間40分、4日目から7日目までの4日間に1時間20分の合計4時間まで優先利用が可能な「プランA」が年間900万円、発災4日目から7日目までの4日間に4時間以内と限定することで価格を抑えた「プランB」が600万円となっています。両プランとも震災時の1日当たり利用時間は原則として1時間20分以内となるほか、優先利用分の4時間を含めて年間13時間20分のフライト保証時間が含まれています。

両プランそれぞれ6口の限定で、申し込みは2011年10月13日に受付を開始しています。口数は、アーク森ビル屋上に設置されているアークヒルズヘリポートの運用時間をもとにサービスを利用可能なように設定したとのことです。

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