東京理科大学の火災科学研究センター実験棟で行われた公開火災実験の開催報告が同センターのホームページに掲載されています。
実験は2012年(平成24年)1月17日に行われ、電気事故により地絡・短絡して起きる過熱をガスバーナーで再現、火元となる制御盤の燃焼状況や隣接機器の機能健全性、制御盤の外側への影響などを確認しました。バーナーに着火すると、制御盤内のケーブルや組端子、ブレーカーなどに使われているプラスチックに引火して燃え広がりましたが、ガスを止めると約30分で自己消火し、隣接する機器への影響や延焼もありませんでした。
今回の公開実験は、2011年度(平成23年度)の共同利用・共同研究拠点の研究テーマの一つとなっている「原子力施設の火災防護に関する安全対策の研究」の一環として行われました。
0 件のコメント:
コメントを投稿