2012年7月23日

ガス機器使用時は「節電」より「換気」を

小型湯沸器使用時に全く換気を行わないという人が4割近くに上り、換気をしない理由として節電や冷暖房の効きが悪くなるなどの回答もあるとしたアンケート調査結果を、東京ガスが取りまとめました。

調査は2012年(平成24年)6月に行われ、566件の回答を得ました。小型湯沸器を使う時に必ず換気をすると答えたのは全体の23.5%で、全く換気をしない(同35.8%)、換気をしないことが多い(同25.9%)を下回っています。換気をしない(しないことがある)理由としては、面倒くさいから(同27.4%)、換気扇をつけることを忘れてしまうから(同21.0%)などが多くなっていますが、電気代を節約したいから(同11.3%)、冷暖房の効きが悪くなるから(同8.1%)、世の中のために節電すべきだと思うから(同3.2%)との回答もありました。

東京ガスでは、屋内に設置されている小型湯沸器やガスコンロ、ガスストーブ、業務用厨房機器などを使用する場合は十分な換気が必要となることや、節電などの目的で換気扇を使用しないと換気が不十分となって一酸化炭素(CO)中毒事故につながる危険があるとして注意を呼びかけているほか、停電時にガス機器を使用する場合は必ず窓を開けて換気を行い、使用は短時間にとどめる、夜間など暗い場合に操作を誤らないよう十分注意することが必要としています。

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