消費者庁では、夏に利用することの多い扇風機からの発火や花火、スプレー缶の扱いなどに注意を呼び掛けています。
長期間使用している扇風機では、内部の部品が劣化して発煙、発火しやすくなっているおそれがあるとして、使用前や使用中に異常がないか確認することや、異常がある場合は電源プラグを抜いてメーカーや販売店などに連絡することを求めています。
花火をするときの注意事項としては、必ずバケツなどで消火用の水を用意し、着火にはろうそくや多目的ライター(点火棒)など、不必要に手を近づけなくてよいものを使用することや、子供だけでは遊ばせない、途中で火が消えてものぞき込まないなどを挙げています。
冷却スプレーや殺虫剤といったスプレー缶も夏場に使用する機会が増えるとして、自動車内や直射日光のあたる場所、燃焼器具の近くなど温度の高くなる場所に置かない、火気の近くでは使用しないなどに気を付ける必要があるほか、消火器やエアゾール式簡易消火具への注意も喚起しています。
そのほか、冷感タオルや熱冷まし用のジェル状冷却シート、日焼け止め、日焼けマシンなどについても気を付けるよう呼び掛けています。
関連リンク
- 扇風機の発煙・発火などに御注意ください!(平成23年5月26日付け報道発表資料) [PDF](消費者庁)
- エアコン及び扇風機による事故の防止について(注意喚起)(平成24年6月21日付け報道発表資料)(製品評価技術基盤機構)
- 水でぬらすだけで冷感が得られることをうたったタオル ―湿疹・かぶれの原因となることも―(平成24年1月19日付け報道発表資料)(国民生活センター)
- 熱さまし用ジェル状冷却シートの使用に注意 ―生後4ヶ月の男児が重篤な窒息事故―(平成16年7月29日付け報道発表資料)(国民生活センター)
- 気をつけて!! 花火の事故 ―やけどばかりでなく失明のケースも―(平成20年7月16日付け報道発表資料)(国民生活センター)
- スプレー缶による事故の防止について(注意喚起)(平成22年9月16日付け報道発表資料)(製品評価技術基盤機構)
- スプレー缶製品の使用上の安全性(平成18年11月8日付け報道発表資料)(国民生活センター)
- 老朽化した消火器の処分方法が変わります [PDF](消費者庁)
- 「老朽化消火器の破裂事故を踏まえた安全対策」の取りまとめ(平成22年7月16日付け報道資料) [PDF](総務省消防庁)
- 消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令(案)等に対する意見募集の結果(平成22年12月22日付け報道資料) [PDF](総務省消防庁)
- 消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令等の公布について(通知)(平成22年12月22日付け消防予第556号・消防危第294号) [PDF](総務省消防庁)
- 消火器に使用期限や廃棄の注意事項表示義務化へ(ひびきの市消防局)
- エアゾール式簡易消火具の破裂事故について(平成22年10月22日付け報道発表資料) [PDF](消費者庁)
- エアゾール式簡易消火具をお持ちのお客様へ廃棄処分のお願い(ヤマトプロテック)
- 日焼けマシンの使用に伴う危害の防止について(平成22年6月22日付け報道発表資料) [PDF](消費者庁)
- 日焼けマシンを利用して「脱水症状を起こした」「全身がやけど状態」になった! 日焼けマシンの利用について国・業界団体に対策を要望(平成22年6月22日付け報道発表資料)(東京都)
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