経済産業省は、LED(発光ダイオード)照明器具とリチウムイオン蓄電池、延長コードの技術基準を盛り込んだ電気用品安全法施行規則などの改正案を公表し、意見を募集しています。
LED照明器具とリチウムイオン蓄電池は、2011年(平成23年)7月公布の改正電気用品安全法施行令で新たに電気用品として規制対象に加えられました。リチウムイオン蓄電池については、ノートパソコンや携帯電話などに使われるバッテリーパックのような利用者が交換できるものはすでに規制の対象となっていますが、携帯音楽プレーヤーや電気シェーバーなど利用者による交換を想定していないタイプの電池も規制対象として技術基準が整備されます。改正政令では消費電力が1kWを超える電気掃除機も規制対象とされましたが、型式区分や技術基準については現行の電気掃除機の規定を適用します。
延長コードの技術基準も新たに設け、不適切な使用を禁止する表示を義務付けます。差込プラグやコード、マルチタップなどは特定電気製用品として技術基準が定められていますが、これらを組み合わせたテーブルタップや延長コードといった製品全体は規制対象となっていませんでした。
意見募集は2011年12月5日まで(電子メール、FAXは午後6時まで、郵送は必着)受け付けています。
2011/11/07:「電気用品の範囲等の解釈について」の改正に関する意見募集へのリンクを追加しました。
関連リンク
- 「電気用品安全法施行規則の一部を改正する省令案」及び「電気用品の技術上の基準を定める省令の一部を改正する省令案」に関する意見募集(延長コードセット)について(電子政府の総合窓口e-Gov[イーガブ])
- 「電気用品安全法施行規則の一部を改正する省令案」及び「電気用品の技術上の基準を定める省令の一部を改正する省令案」に関する意見募集(エル・イー・ディー・ランプ等・リチウムイオン蓄電池)について(電子政府の総合窓口e-Gov[イーガブ])
- 「電気用品の範囲等の解釈について」の改正に関する意見募集について(電子政府の総合窓口e-Gov[イーガブ])
- 電気用品安全法施行令の一部を改正する政令について(経済産業省)
- 電気用品安全法のページ(経済産業省)
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