熊本県は、2012年(平成24年)1月16日からドクターヘリの運航を開始すると発表しました。
ドクターヘリは熊本赤十字病院を基地病院として運航します。熊本県では防災消防ヘリコプターを活用した救急搬送体制が取られていて、2007年(平成19年)以降は年間180人前後を搬送していることから、ドクターヘリと防災消防ヘリの救急要請窓口を県防災消防航空センターに一本化します。また、要請内容を共有するため、国立病院機構熊本医療センターと熊本赤十字病院、済生会熊本病院、熊本大学医学部附属病院の4病院に会議通話システムを導入します。
ドクターヘリは主に救急現場への出動を担当、防災消防ヘリは転院搬送と役割を分担します。出動や整備のため出動できない場合には相互に役割を補完するほか、ドクターヘリでは対応が難しい救助活動などでは防災消防ヘリに熊本医療センターの医師が搭乗して出動します。
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