日本消防検定協会は、消防用機械器具や消防用設備などへの新技術導入を支援するための取り組みをまとめた「新たな技術開発等に係る消防用機械器具等・消防用設備等の取扱い」を公表しました。
公表された文書では、具体的な取り組みとして4つの事業を挙げています。2004年(平成16年)に導入された、個別の防火対象物への設置を前提とした設備について総務大臣認定を行う「特殊消防用設備」の開発や販売を促進するため、開発段階での事前評価を行う「特定消防機器等性能鑑定」を活用するほか、技術上の規格を定めている省令の特例制度が適用される場合の取り扱いについても、大臣認定制度の創設を踏まえた運用を行うとしています。
規格省令について技術的な検討を行い、見直しについての見解を消防庁に示したり、自主基準を策定するなど、新技術に対応した規格や基準の整備も進めています。また、消防用機械器具や消防用設備の輸出などの海外展開を支援するため、相手国の環境を考慮した試験、評価も行うとのことです。
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