国土交通省は、建築基準法に基づく防耐火認定を受けた11製品に性能不足や認定仕様と異なる製品があったとする調査結果を取りまとめ公表しました。
防耐火関連の大臣認定を受けた構造方法と建築材料41件について性能確認試験や構成材料の品質管理状況調査を行い、性能確認試験の対象となった防耐火構造10件と防火設備1件、防火材料10件では不燃材料1製品が必要な性能を満たさず、品質管理状況調査の対象となった20件の防火設備では10件の防火設備で認定仕様と異なることが確認されました。
また、国土交通省が該当する製品の認定を受けた11社に対して再確認を指示したところ、2件の防火設備で認定仕様と異なる製品が販売されていました。
国土交通省では、各社に対して原因究明と再発防止策の報告、該当製品を使用している建築物の特定、建築基準法への適合確認、相談窓口の設置などを指示しています。消費者からの相談は「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」でも受け付けています。
関連リンク
- 報道発表資料:防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査の結果等について(国土交通省)
- 防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査の結果等について(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)
- 国土交通省発表『防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査の結果等について』に伴う『不燃材料認定番号NM-0949取消し』について [PDF](ケイミュー)
- ヴェステック(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- キマド(「お詫び」として両開き防火玄関ドア―について掲載)
- 大栄木工(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- 森の窓(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- コシヤマ(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- ユニウッド(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- アルス(17:57現在、関連情報の掲載なし)
- 「国土交通省防耐火関連の構造方法等の認定に関する調査」について [PDF](綿半鋼機)
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