2008年12月30日

平成20年1月~9月の火災概要

総務省消防庁は、2008年(平成20年)1月から9月の火災について、件数自体は前年同期より減少したものの、火災による死者は増加しているとする内容を取りまとめ公表しました。

総出火件数は前年同期比で3.7%減の4万0,495件で、火災種別ごとで見てもすべての種別で前年同期から減少したほか、火災による負傷者も-7.3%の5,972人となっています。一方、火災による死者は48人増加(+3.3%)の1,511人でした。放火自殺などを除く火災による死者の半数以上を住宅火災が占めており、そのうち63.7%は65歳以上の高齢者でした。

火災原因は放火が第1位(4,443件・11.0%)で、以下こんろ(4,178件・10.3%)、たばこ(3,971件・9.8%)、放火の疑い(3,367件・8.3%)、たき火(2,609件・6.4%)となっています。

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