関東梯子(埼玉県幸手市)が製造した三連はしごで、消火活動中に二連目の2か所が折れ曲がった事故に対応するため、同社では一連目の裏面に「裏さん桿」2本を追加した仕様とする改良を行いました。
また、1998年(平成10年)以降に製造したはしごについて、依頼があった場合に無償で裏さん桿を溶接取り付けする改修を行います。同社では伸縮式三連はしごの推奨年限を10年としていることなどから、1997年(平成9年)以前に製造されたものについての保守点検と裏さん桿取り付けは有償となります。
なお、同社で行った荷重試験では事故につながる不具合は確認されなかったとのことです。
関連リンク
- 平成20年消防参第252号 救助資機材(三連はしご)の補強等における対応策について [PDF](総務省消防庁)
- 週間情報 No.2026 平成20年7月8日発行 [PDF](全国消防長会、全国消防協会。国等の動きとして平成20年消防参第115号・消防消第118号「三連はしごの取扱いに係る事故防止の徹底について」について掲載)
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