2008年12月5日

スプリンクラー設備不具合で無償改修

千住スプリンクラー(東京都足立区)が製造した流水検知装置に、低温下で警報が遅れたり、発せられない不具合があることがわかりました。

2008年(平成20年)8月から11月にかけて製造された製品の警報用圧力スイッチに、製造工程上の問題があったことが原因です。流水検知装置の作動と連動して加圧送水装置を起動させる設備では、加圧送水装置が起動しない恐れもあります。不具合製品の確認試験を行った結果、組立時には約10秒に設定されている遅延時間が、10℃以下では7分を超えることがわかっています。

対象製品は千住スプリンクラーのほか、OEM供給を受けた7社からも販売された計6819台となっています。

千住スプリンクラーでは、消防機関の検証が終わり次第無償で改修するとしており、専用の対応窓口で問い合わせを受け付けています。

(2008/12/14追記:日本ドライケミカル、ニッタン、宮田工業の告知と国民生活センターホームページ掲載情報へのリンクを追加)

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