静岡大学防災総合センターの牛山素行准教授が運用している「リアルタイム豪雨表示システム」のパンフレットが作成されました。
リアルタイム豪雨表示システムは、アメダスの観測データをもとに各地の降水量を表示することができるシステムで、1時間から48時間までの間の降水量を過去の最大値と比較して表示することが可能です。また、大規模な豪雨災害が発生した場合には、12時間以内に関連情報を集積するホームページを開設するなど、防災や災害の調査に有効な情報が公開されています。
牛山准教授は、2004年(平成16年)10月の台風23号通貨時の降水量を例にとり、ある場所で降っている雨が豪雨かどうかの判断には、単に降水量が多いかどうかではなく、過去に降った激しい雨との比較が必要であるとしています。リアルタイム豪雨表示システムには、パソコンだけでなく携帯電話からもアクセスが可能で、牛山准教授によると、携帯電話から全国のアメダス観測所の過去の豪雨記録を参照可能なサイトはこのシステムのみだと思われるとのことです。
関連リンク
- リアルタイム豪雨表示システム パンフレット [PDF](disaster-i.net)
- リアルタイム豪雨表示システム(disaster-i.net)
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