日本消防放水器具工業会は、小流量で高い消火性能を得られる「アスピレートノズル」の評価結果を公表しました。
アスピレートノズルは、空気を取り込むことで水や泡消火薬剤を攪拌することができるノズルで、大容量泡放射システムなどで採用されています。2008年(平成20年)11月に行われた実験では、水の流量を95リットル/分に設定した2種類のアスピレートノズルが、130リットル/分の易操作用標準ノズルと同等の消火性能を発揮しました。
工業会では、今後消火能力の測定に適した燃焼体の研究なども進め、扱いが容易で環境負荷も低い省エネルギー消火栓の開発につなげたいとしています。
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- 小流量消火栓ノズルの開発研究(抜粋) [PDF](日本消防放水器具工業会)
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