2009年5月26日

住宅からの子供の墜落、大半が窓かベランダ

東京消防庁は、住宅からの12歳以下の子供の墜落による救急事故は、その多くが窓やベランダからで、年齢別では1歳から3歳が半数近くを占めているなどとするデータを公表しました。

東京消防庁管内で2006年(平成18年)から2008年(平成20年)までの3年間に発生した、12歳以下の子供が住宅から転落した救急事故による搬送人員は162人となっています。このうち、窓からの墜落が83人(51.2%)で最も多く、ベランダの42人(25.9%)が続いています。窓からの墜落では、出窓からの墜落が15人と多くなっているほか、網戸に寄りかかっていたために網戸が外れたり破れるなどした事案が11人に上りました。

年齢別では1歳から3歳の子供が75人(46.3%)を占めています。また、ほとんどの事案が日中に発生しており、夕方に当たる午後3時から午後6時までの3時間で54人(33.3%)を占める一方、夜から朝にかけての午後9時から午前8時までの11時間では19人(11.7%)にとどまっています。

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